「AIでアプリが作れる」
そう聞いたとき、最初の感想は「へぇ」でした。
次に浮かんだのは、「で、何を作ればいいんだろう?」という疑問です。
アプリを作るのは専門家だけの話、と思っていました。
コードも書けないし、GitHubという言葉すら知らない。
そんな私が、AIを使って本当にアプリを作れるとは、正直ピンときていませんでした。
でも今は違います。不便を感じるたびに「アプリで解決できるかも」と考えるようになりました。
この記事では、そのきっかけになった体験をお伝えします。
生活の中に「不便」は意外とたくさんあった
きっかけは、電車の中での出来事でした。
来週の食事を決めて、買う食材もリストアップしていたのに、いざ買い物に行くタイミングでそれが思い出せない。
メモはどこかに書いたけど、どこに書いたかもわからない。
「買うものが一目でわかって、金額まで記録できるものがあれば、もっと楽になるのに」
そう思ったとき、はじめて「こういうアプリが欲しい」という具体的なイメージが生まれました。
ちょうどアプリ作成に興味を持っていたタイミングだったこともあり、「じゃあ作ってみよう」と動き出しました。
作り方がわからなくても、AIに聞けばよかった
使ったのはCodexというAIツールです。
ただ、最初は何をどうすればアプリになるのか、まったくわかりませんでした。
そこでまずChatGPTに「こんなアプリを作りたい」と話しかけ、Codexへの指示文(プロンプト)を書いてもらいました。プロンプトとは、AIへの指示のことです。
「こんな機能が欲しい」「こういう画面にしたい」と伝えるだけで、AIがアプリの設計を進めてくれます。
コードの意味はわからなくても、壁にぶつかるたびにChatGPTに相談しながら進めました。
完成したときの感動は、今でも覚えています。
使ってみて、はじめて「欲しい機能」が見えてきた
できあがったアプリを実際に使い始めると、すぐに気づきました。
編集ボタンがない。削除もできない。検索もない。
「あれ、これだと使いにくい」と感じた部分を、またChatGPTとCodexに伝えて追加してもらいました。
一発で完璧なものができることは少ない。
使ってみてはじめて、本当に欲しい機能が見えてくるものだと実感しました
私にとってAIは「効率化」ではなく「生活改善」だった
AIを使う話でよく聞くのは、「作業が速くなった」「時間が生まれた」という話です。
でも私が感じたのは、それとは少し違いました。
記憶することが苦手で、メモをしても後で見つけられないことが多い。
そういう自分の特性を前提に考えたとき、欲しかったのは「速さ」ではなく「記憶に頼らなくていい仕組み」でした。
- 買い物を楽にする
- 必要なときに情報をすぐ見つけられる
- 記録をつける負担を減らす
AIで作ったアプリが、この3つを同時に解決してくれました。
生活の質が変わった、という感覚がありました。
「不便→アプリ」という思考が身についた
このアプリがきっかけで、日常の見え方が変わりました。
以前は「使いにくいな」で終わっていたことが、「これ、アプリで解決できるんじゃないか」に変わったのです。
不便を感じるたびに、新しいアイデアが浮かぶようになりました。
作ったアプリは、使い続けることで自分に合った形に育っていきます。
最初から完璧でなくていい。使いながら育てる、という感覚です。
最後に
AIでアプリを作れるようになったことで、時間が増えたというより、生活の見え方が変わりました。
「不便」が「改善できるかもしれない」に変わる体験は、AIを使いこなす技術より先に来るものかもしれません。
難しい知識がなくても、「こんなものが欲しい」という気持ちさえあれば、今は動き出せる時代です。
まずは日常の中の「ちょっと不便」を、一つ見つけるところから始めてみてください。
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