私は、毎日同じように働けないフリーランスです。 よく言われる「フリーランスの働き方」といえば、コツコツと同じペースで作業をすること。
以前の私は、それができないことを、すべて「自己管理の甘さ」だと思っていました。
毎日同じリズムで起きて、同じように生活して、仕事をコツコツとこなせない。 そんな自分を「フリーランス失格なのでは」と、ひどく追い詰めていた時期もあります。
でも今は、少し違います。
私は「自己管理をがんばる」ことを、ほとんどやめました。
同じように働けないのであれば、自分の型を作ればいい。
そう考えるようになったのです。
そこで私がたどり着いたのが、
「その日の調子に合わせて調整する」という働き方でした。
不思議なことに、その日の調子に合わせて調整するようになってからの方が、以前よりずっと、効率よく仕事ができるようになったのです。
この記事では、「調子に波がある私が、自己管理を手放して仕事が続くようになった理由*を、 データと、私自身の体験の両方から、ゆっくりと書いていきます。
約4割が「孤独」を感じているという現実
フリーランスという働き方は、自由である一方で、とても孤独になりやすい働き方です。
実際、ある調査ではフリーランスの約4割が「仕事中に孤独を感じたことがある」と回答しています。
特に、その中でもフリーランスとして活動を始めて日が浅い人ほど、その割合は高くなる傾向があるそうです。
「誰にも相談できない」「すべてを一人で決めなければならない」そして、「正解がわからないということ」。自分が今やっているのが合っているのかどうかさえわからないことは、孤独を強めます。
私もこの孤独の中で「ちゃんとやらないと」「もっと自己管理をしないと」と、どんどん自分を追い込んでいきました。
そんな状態が続けば、心も体も、少しずつ疲れていくのは無理もありません。
「ちゃんと自己管理しなきゃ」が、いちばん私を追い詰めていた
孤独の中で、私はずっと「もっとちゃんとしなきゃ」と思っていました。毎日同じ時間に起きて、同じリズムで生活して、同じペースで仕事をする。
SNSを開けば、
「単価〇〇円獲得しました!」
「今月〇〇稼ぎました!」
そんな投稿が次々と流れてきて、見るたびに、心が少しずつ追い詰められていきました。
同じペースで仕事をすることさえできない私は、「フリーランスとして失格なのではないか」そんなふうに思い詰めていた時期もあります。
調子がいい日は、「このペースを崩しちゃいけない」と気合を入れすぎ、調子が落ちた日は、「またできなかった」「自己管理が甘い」と自分を責める。
少し休むだけでも、罪悪感のようなものまで感じていました。
でも今振り返ると、この「完璧に自己管理しなければ」という考え方そのものが、いちばん私を追い詰めていたのではないかと思うのです。
実際、フリーランスの魅力は「自由にできること」。
・働く時間も
・休むタイミングも
・仕事量の調整も
すべてを自分で決められる反面、「全部を完璧にやらなければならない」という思い込みにも縛られやすい働き方です。
でも、完璧って何でしょうか。 今のやり方さえ合っているかもわからないのに、先輩を見ては落ち込み、自分だけが遅れているような気がしてしまう。
さらに調査では、フリーランスの約4割がメンタルヘルスの不調を経験しているとも言われています。
「頑張りすぎ」「休めなさ」「自己管理のプレッシャー」が、心と体に大きな負担をかけていることも、数字として見えてきました。
私はずっと、
「調子に波がある=自己管理ができていない」
「ダメなフリーランスだ」
そう思い込んでいました。でも本当は、人に波があること自体が、すでに自然なことだったのかもしれません。
自己管理を「やめた日」から、少しずつ変わった
そのように、「ちゃんとしなきゃ」「崩しちゃいけない」「休んじゃいけない」そうやって自分を縛りながら働いていたある時、ふと、思ったのです。
――このまま続けたら、私はきっと、どこかで折れてしまう。
どれだけ気合を入れても、どれだけ自己管理をがんばっても、私の体調や気分の波が、急になくなるわけではありませ。それなのに周りを見ては焦り、焦ると、いいものができない。
むしろ、頑張れば頑張るほど、反動のように何もできない日が来て、私は自分を、もっと責めるようになっていました。
「自己管理ができない」
「ストイックさが足りない」
「できない自分は、もうだめなのかもしれない」
そうやって、うまくいかない理由を、すべて自分の努力不足にしていたのです。
でも、ある日ふと思いました。
このやり方は、果たして私に合っているんだろうか。
私は「管理」と「周り」と「焦り」に、振り回されているだけじゃないか。
毎日100点で動けない自分を、無理やり100点に引き上げようとする働き方は、私には合っていない。負担になっている。そして、このまま続けていても、未来が見えない。
だったらいっそ、「今日は、どのくらい動けそうか」そこから考えてみてもいいんじゃないか、と思ったのです。
その日から、私は「自己管理をがんばる」ことを、少しずつ手放していきました。
代わりに取り入れたのが、「その日の調子に合わせて、仕事を調整する」という働き方。たったこれだけのことですが、これが私の「フリーランス人生」を変える、転機になりました。
「自己管理」から「調整」へ。私がやっている実際のこと
「その日の調子に合わせて、仕事を調整する」そう決めたけれど、最初は正直、うまくできませんでした。
今日は調子がいいのか悪いのか。
どこまでやっていいのか。
どこで止めたらいいのか。
それが、最初はまったくわからなかったからです。
以前の私は、「今日はこれを全部やる」「ここまでは絶対に終わらせる」と、調子に関係なく「量」で一日を決めていました。
それが現実的に達成できるものなら良かったのですが、私がやっていたのは、今思えば「無謀」でした。
でも今は、少し違います。私は毎日、「今日は何割くらい動けそうかな」と、自分に聞くところから始めています。まずは、その日の自分の調子に耳を傾けるところからです。
今日は7割動けそうな日
頭が割とすっきりしていて、座っていてもしんどくない。
そんな日は、少し集中が必要な仕事を入れます。
・構成を考える
・文章をしっかり書く
・ディレクション作業を進める
ただし、「調子がいいから全部やる」はしません。
100%を出すのが正解だと思っていた時期もありましたが、実は、少し余力を残したほうが次につながる、ということがわかってきました。「今日はここまでで十分」そうやって区切ることで、次の日に「疲れを持ち越さない」ようにしています。
今日は3割くらいかな、という日
なんとなく頭が重い。
画面を見ていると、すぐに疲れる。
そんな日は、判断がいらない作業だけにします。
・誤字チェック
・データの整理
・予約投稿の設定
・メールの下書き
「今日は軽作業だけ」と決めるだけで、不思議と、罪悪感がぐっと減りました。
進んでいないように感じても、この「軽作業」があることで、ちゃんと「止まってはいない」状態がつくれます。これだけで、気持ちはずいぶん変わります。
今日はほぼ動けない日
前なら、
「こんなんじゃダメだ」
「また何もできなかった」
と、自分を責める材料を集めていました。
でも今は、「今日は休む日」と、ちゃんと決めます。
横になって、画面を閉じて、仕事のことを考えない。
ここで無理をしても、納品物として良いものが生まれるわけではありません。だから今は、「休む」というのも、
立派な仕事の一部だと思うようになりました。
私は「管理」ではなく「調整」している
この働き方にしてから、私はほとんど「自己管理」をしていません。
正確には、コントロールしようとするのを、やめました。代わりにしているのは、ただこれだけです。
・今日はどんな日かを確認する
・無理が出ない量に調整する
・できたところで区切る
それだけ。
不思議なことに、このやり方に変えてからの方が「ミス」が減り、疲れすぎなくなり、結果的に、仕事が「続く」ようになりました。
私に必要だったのは、「管理」ではなく「調整」だったのだと思います。
完璧じゃない働き方のほうが、私は仕事が続いた
私は、毎日同じように働くことができないフリーランスです。
できない自分を責め、追い込んでいた時期もありました。
でも今は、自分のペースをつかむことで、少しだけ楽に、静かに、仕事が続けられるようになりました。
人には波があり、その人その人に合ったペースがあります。
私は、完璧を目指さなくなったことが、大きな転機でした。
皆さんの中にも、きっと自分に合った仕事のやり方があると思います。
無理に何かと戦う必要はありません。
この記事が、どこかで少しでも参考になれば幸いです。
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