フリーランスは自由で、誰にも縛られない働き方。
…そう信じて始めたはずなのに、想像していなかった壁がいくつも立ちはだかります。
突然の契約終了、急な案件の山、止まらない不安。
体調を崩しても代わりはいないし、「ちょっと相談したい」と思っても、すぐに頼れる相手がいない日もある。
気づけば机に向かって、ひとりで息を詰めている——そんな瞬間が増えていきます。
なぜ、フリーランスは続けるのが難しいのか。
そして、それでも続けていくために必要なものとは何か。
ここでは、データと実体験の両方から、
“自由”の裏側にあるリアルと、乗り越えるための工夫をまとめています。
収入の不安定さ
フリーランスは、クライアントの動きひとつで収入が大きく変わります。
良い月はしっかり稼げても、月末に突然、
「来月からの依頼はありません」
その一言だけで収入はゼロ。
どれだけ関係が良くても、仕事が途切れることは珍しくありません。
私自身も、案件が続いたと思ったら、突然ぽっかり穴が開くように仕事が止まる経験を何度もしました。
「来月、大丈夫かな…」という不安は、常にどこかにあります。
仕事量の偏り
フリーランスの仕事量は “多すぎる時期”と“少なすぎる時期” が極端になりがちです。
- 忙しい時期:徹夜続き
- 暇な時期:焦りで休めない
調査でも、
- 独立後「休日の概念がなくなった」:60%超
- 暇でも休めない:38.1%
多くの人が“波”に悩まされています。
🌿 私の体験
つい先日も、金曜日の夕方に突然、
「3連休明けに企画設計書の提出をお願いします」
本来なら休めるはずの3日間が、一瞬で消えました。
焦りと不安で眠れず、その日は 16時間ほぼぶっ通し の作業に。
フリーランスでは決して珍しくありません。
繁忙期と閑散期の波が大きいほど、心も体も消耗していきます。
そして、この波の裏にある“別の壁”が、静かにフリーランスを追い詰めます。
実務以外の負担
フリーランスは、実務だけでは成り立ちません。
経理、請求書、契約書、税金、営業、メール対応、電話応対、備品管理……
会社なら部署が担当する仕事の“全部”を一人で行う必要があります。
データでも、
- 確定申告準備の平均時間:12.5時間
- 小規模事業者の半数以上が雑務を自分で担当
- 納税・申告ストレスを感じる人:70%超
と、負担の大きさは明らか。
🌿 私の体験
去年、初めて確定申告に挑戦しましたが、役所で書類をもらっても何が必要かわからず、家に帰ってもわからない。
そこからが地獄でした。
領収書の山、調べても調べても正解がわからない不安。
最終的にソフトを買って提出したものの、最後まで胸がざわつきっぱなし。
「青色申告会に入る人が多い理由」がやっと分かりました。
雑務の多さは、本業の時間も集中力も奪っていきます。
孤独と判断の連続
フリーランスは“全部ひとりで判断する働き方”でもあります。
在宅の気楽さに憧れていた私は、すぐに現実にぶつかりました。
クライアントから突然、
「これではダメなので直してください」
その一言だけで終わることもあり、
合っているのか間違っているのかもわからないまま進める日々。
体調を崩しても代わりはいない。
休めば収入はゼロ。
自由の裏側には、想像以上の孤独と責任があります。
体調・メンタルの波
フリーランスは、体調やメンタルの状態がそのまま収入に直結します。
- 58%がメンタル不調を経験
- 主な理由は「収入の不安定さ」「将来の不安」
会社員と違い、有給休暇も傷病手当金もありません。
病気=そのまま収入ゼロ。
🌿 私の体験
ワクチン接種後、数日まったく頭が働かず、
「止まりたくても止まれない状況」に強い焦りを感じました。
さらに私は PMDD があり、不調の波が避けられません。
だからこそ、
- 調子の良い日に前倒し
- 不調期は作業量を下げる
- 波の前後でスケジュール調整
という“波ありきの働き方”に切り替えています。
体調やメンタルの波は避けられないけれど、
波に備えることはできる。
フリーランスの離脱率
データを見ても、フリーランスを続けるのは簡単ではありません。
- 1年以内に約4割が離脱
- 3年以内に62.4%が廃業
- 10年後に残るのは約11.6%(1割弱)
努力不足ではなく、
- 収入の波
- 雑務の多さ
- 孤独
- 体調・メンタルの不安定さ
こうした“構造的な壁”が積み重なった結果です。
続けるには、気合ではなく 仕組みで負担を分散すること が必要になります。
ひとりで抱えない仕組みづくりが“継続力”になる
フリーランスは、
孤独・責任・体調の波 が重なると簡単に折れてしまう働き方です。
でも逆にいえば、
- 波に備えること
- 手を抜くポイントを作ること
- 相談できる場所を持つこと
- 働き方を調整すること
これらを整えれば——
フリーランスは続けられる。
自由だからこそ、自分を守るための仕組みが必要。
その仕組みづくりこそが、長く働き続ける“土台”になります。
「フリーランスを続けられないと悩むあなたへ|5つの工夫で“折れない働き方”に変わる」をお伝えします。
今回の記事と合わせて読んでいただければ、あなたの悩みが少し解決されるかもしれません。
ぜひ、お読みください。

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