毎日をちゃんと生きたいと、過ごしたいと思っているのに気づいたら力尽きて動けなることはないでしょうか?私にもそういう時期がありました。
そんな自分を責める日々、「もっと頑張らなきゃ」と思えば思うほど体も心も動かなくなっていく。気づけば、何も感じないまま時間だけがすぎていきました。
でもある時思ったんです。「休む」。これは止まることや諦めたんじゃない。「選びなおす」ことではないかと。仕事も生活も、心の持ち方さえ少しずつ、自分が心地よいと思える方に手を伸ばす。
それが、私の「前を進む」という形になりました。
止まることは、悪いことじゃない
「休むのが怖い」
「立ち止まったらもう、動けなくなる気がする」
そんなふうに感じたことは、1度はあるのではないでしょうか。私はずっとこれに取りつかれていたといってもいいかもしれません。「止まる=負ける」。そう思っていたんです。
でも、それは違いました。
人にはそれぞれの回復リズムがあります。ずっと走り続けるためには、止まる時間がどうしても必要なんです。
ある日私は、思い切って「何もしない日」を作りました。最初はおちつかない、罪悪感が増えていく。もう自分はダメだと烙印を押されたかのように。
そんな私は、ふと気づいたら久しぶりに空を見上げました。そこで聞こえた「風の音」、「笑い声」。
「あ~止まるってこんなに静かで優しいことなのかもしれない。」そう、思いました。
止まるのは終わりではなく、自分を取り戻すための「一呼吸」なんですよね。
動けない時間に、心がしていた「準備」
動けなかった日々。意味のない時間、無駄に使っている。焦って、時に泣いて、でもそれは誰にも届きません。そんな自分が情けなく、どんどん小さくなりました。
でも今になって思うのは、あの「止まっていた時間」こそが自分の心を守るために動いでいた時間だったのかもしれない。
前に進むために、心は少しずつ準備をしていた
悲しみを整理し、もう背負わなくていいものを手放す準備をしていたんです。だからこそ、ある朝ほんの小さな「やってみよう」が生まれた。
- 洗濯をしてみる
- コーヒーを淹れてみる
そんな小さな行動が、「再スタート」のサインだったんです。止まって見えた時間にも、ちゃんと流れがある。
心は静かに前を向く準備をしていたんです。
もう一度自分を信じてみる
少しずつ動き始めた心。でも、すぐに前のように頑張れるわけではないんです。何かを始めようとすると、どうしても「また失敗したらどうしよう…」。
それでもいいんです。「また立ち上がろう!」そう思えた時点であなたのんかあではすでに希望が芽を出し始めている。
私は長い間、自分を信じることが一番苦手だった
- どうせ無理
- 私にはできない
そう思い続けてきましたが、それでも今日まで生きている。これこそが、何よりの「証拠」なんです。
できなかったより、できるようになったことに目を向ける
「昨日より少し穏やかに過ごせたなら、それで十分。」
だから、あなたも自分のペースで前進してみてください。その歩幅こそがあなたらしさなんです。
人はどうしても「できなかった」ことを頭が覚えてしまいます。できたことを忘れ、できないことばかりに目を向けてしまう。でも、よく見てください。あなたにも見えてくるできたことが、どんどん積み重ねられます。
あなたへ贈る言葉
焦らなくていい。
立ち止まって休んでしまってもいい。
泣いてもいい。
人生は止まったように見えても、前に進んでいるんです。あなたが今こうして、この記事をみている、それこそが「生きよう」に手を伸ばしているのではないでしょうか。
「頑張ることを手放した日」
「自分を責めた夜」
そのすべてが自分の物語の一部です。
誰かに見えなくても、自分を信じてみませんか?この「奇跡」を。
だから、今日は少しだけ深呼吸をして自分にやさしく言ってあげてください。「おかえり」と。
あなたが信じた次の一歩を、私はここから静かに応援しています。

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