「今月、急に仕事が減ってきた。来月大丈夫かな……」
「先月あんなに忙しかったのに、今はスケジュールがスカスカで不安になる」
フリーランスで働いていると、こんな “仕事量の波” を感じる瞬間が何度もあります。
私自身も、案件が集中して眠る時間がほとんどない時期もあれば、仕事がほとんどないことも。
そのたびに「クライアントを増やしておけばよかった…」。後悔ばかりです。
でも、調べてみると “波があること自体は異常ではない” どころか、かなり多くのフリーランスが同じ揺れの中で働いていることが分かります。
この記事では、
- なぜフリーランスの仕事量に波が生まれるのか
- その波に飲み込まれないために、どんな工夫ができるのか
を、時間管理・収入・メンタル・スキル&案件管理の4つの視点から整理していきます。
フリーランスの仕事量に「波」が生まれる3つの要因
フリーランスの仕事量に波が生まれる3つの要因は以下になります。
- 季節要因・社会的イベントによる波
- クライアント側の事情による波
- フリーランス本人のメンタル・体調による波
季節要因・社会的イベントによる波
フリーランスの仕事量は、カレンダーの動きに連動した波がある。
- 1~3月は「予算消化」や次年度の準備で短期案件が増えやすい。
- 8月や年末は、担当者が長期の休暇に入りやすく、新規案件が動きにくい。
- 企業の決算期や大型連休など、その前後に仕事が集中する業界も多い。
そのため、どうしても忙しい時期と案件が減る時期があります。

不景気になれば、高校費などが削られることが多いです。
クラアント側の事情による波
たとえばよくあるのは
- 予算の編集や見直し
- 新しい配置、移動による
- 社内決済プロセルの遅れやストップ
- 業務方針の変更など
これも変えることができない波です。
時には、決裁権者が不在のため、数週間とまることもあります。
事業方針の転換で長い間続いていた案件がうちきられることも。



これもどうしようもない点ですね。
フリーランス本人のメンタル・体調による波
3つ目は自分自身の心と体のコンディションです。
- 睡眠図即等の体調不良で、作業時間が減ってしまう。
- 不安や落ち込みが続くと、営業メールを送る気すらでてこない。
- 燃え尽きたような感覚になり、パソコンを開くこともできない。
こうなると、新しい仕事を探す以前に、まずは自分の受注している案件をこなすだけで精一杯。
ある調査では、働く人の3〜4割が「健康問題で仕事の効率が落ちた」と答えているという結果もあり、
精神的な不調や睡眠の乱れが、パフォーマンスに大きな影響を与えることが示されています。
フリーランスは働く時間や場所を自分で決められる一方で、「限界が来ても誰も止めてくれない」 という側面もあります。
忙しい時期に詰め込みすぎて体調を崩し、その後しばらく営業できなくなって仕事量が落ち込む…という “波と波が連鎖するパターン” も生まれやすいのです。
実際に私も、しょっちゅうこの問題にぶつかります。では、波にのまれやすいときはどのようなときかを見てみたいと思います。
波にのまれやすい時に起きがちなこと
フリーランスにとって、仕事量の波はある程度避けることは難しいといえます。ただ、波にのまれやすい人には以下の共通点があります。
- 「暇=悪いこと」ととらえて、落ち込む
- 忙し時期に不安が重なると、キャパオーバーして案件を受注してしまう
- お給料により、ときに自分を責めることがある
- 疲れに気づかずに作業してしまい、ある日突然動けなくなる。
私は案件が減ってくると途端に不安になります。
忙しい時期は「暇がない…」、暇があると「お給料が気になる…」。
おそらく中にはこのような感情を抱く人もいるのではないでしょうか?
では、そのために何をしたらいいのかを次にお伝えします。
波を乗りこなすための4つの対策
ここからはリサーチ内容と私の対策を4つにまとめています。
- 自分のリズムに合わせた時間管理
- 収入の波をならすためのお金の工夫
- メンタルケアを「仕事の一部」に組み込む
- 閑散期を「投資の時間」に変える
1.自分のリズムに合わせた時間管理
大切なのは、「自分の集中度合い、波を知ること」です。
- 朝に頭が起きやすいタイプ
- 夕方以降に一気にエンジンがかかるタイプ
- 何分くらい集中できるか
その人独自のパターンがあると思います。
それを把握し、次にタスクの「置き場所」を決めます。
- 集中しやすい時間帯⇒企画・構成・執筆などの「重いタスク」
- 集中が切れる時間帯⇒リサーチ、画像調整、事務作業などの「軽めのタスク」
私は上記のように、まずは自分がどの時間帯が集中しやすく、どの時間帯に集中が切れやすいかを把握しています。ただ、私の場合はその日のコンディションによりかなり変動するため、その日の朝、決めることにしています。
よく言われる「ポモドーロ・テクニック」(作業25分+休憩5分)を使う方も多いかもしれません。
私はこれを自分用にアレンジし、「作業30分+休憩10分」にしています。
今は何がベストか。それを把握して、作業内容を変えることでスムーズに取り組むことができています。
「集中と選択」。これを把握すると作業が進みやすいです。
2.収入の波をならすためのお金の工夫
これも、多くのフリーランスならではの悩みではないでしょうか?
そこで、私が実践している対策は
- 収入が多い月ほど、あえて生活ベースを保つこと
- 生活費がいくらあれば、問題なく生活できるかを書き出すこと
- 月ごとの収入ではなく、毎月、半年、一年後の平均を確認すること
収入によって、生活を変えるのではなくある一定の額を毎月使っています。
そうすれば、足りないときに余っってるお金がある安心度合いがかわるのではないでしょうか。
そして、クライアントを1社に絞らず、複数の会社から受注していれば、仮に1クライアントから連絡で「今月末を持って今の仕事の依頼はなくなります」と言われてもすぐに生活に困ることはありません。
だからといって、無理にクライアントを増やしすぎてもキャパオーバーしてしまうので、少しずつ増やしながら自分ができる量を決めるのがいいのではないかなと思います。
3メンタルケアを「仕事の一部」に組み込む
フリーランスの仕事量の波は、メンタルの波とセットになっていることも少なくありません。
だからこそ、メンタルケアは「余裕があるときにやるもの」ではなく、「働くために必要な基盤」として扱う方が、結果的に仕事を守ってくれます。
具体的に少しあげてみました。
- 睡眠時間だけは、どんなに忙しくても削りすぎない
- 軽い運動やストレッチ、深呼吸などで体をほぐす習慣を持つ
- 仕事とプライベートの時間帯を、自分なりに区切る
- 一人で抱え込まず、家族・友人・同業者・専門家など「話せる相手」を持っておく
フリーランスの多くが、仕事中に孤独を感じたり、不安ややる気の低下を経験すると言われています。
だからこそ、
- コワーキングスペースに行く
- オンラインコミュニティに参加する
- ときどき勉強会やイベントに顔を出す
といった 「人とつながるための行動」 も、メンタルの波を緩やかにする助けになります。
4.閑散期を「投資の時間」に変える
最後は、スキルと案件管理の工夫です。
仕事が少ない時期は、不安が大きくなりやすい一方で、じっくり自分の仕事を見直すチャンスでもあります。
- 新しいツールや技術を学ぶ
- 業界の本を読んで知識をアップデートする
- 提案書・見積書・契約書のテンプレートを整える
- 作業フローを見直し、自動化できる部分を整理する
- ポートフォリオを更新し、ブログやnoteで発信する
こうした「仕込み」をしておくと、
次に波が来たときに 少ない力で、より良い結果 を出せるようになります。
また、
- 既存クライアントに近況報告をして、追加のニーズがないか聞いてみる
- 同業者と情報交換をして、互いに仕事を紹介し合える関係をつくる
- 「単価だけでなく、スキルアップや将来の紹介につながるか」という軸で案件を選ぶ
といった 攻めの動き も、仕事量の谷を短くしてくれます。
普段勉強したくても、仕事に追われてそのような時間を持てないことが多々あります。私も、とにかく納期までに仕事を終わらせることが精一杯で勉強どころではなくなることが多いです。
だからこそ、時間が余っていたらそれは絶好の機会です。



自分に合った方法で、学びの時間にしてもいいのではないかと思います。
静かな時期は「終わり」ではなく、次の波の準備期間
ここまで見てきたように、
フリーランスの仕事量の波は、季節・クライアント・自分の心身など、さまざまな要因が重なって生まれます。
そして、それを 完全になくすことはほぼ不可能 です。
だからこそ、
波があるから備える。
備えているから、焦らない。
というスタンスでいることが大切だと感じています。
- 忙しい時期は、「今後も付き合いたいクライアント」に集中する
- 静かな時期は、「整える・学ぶ・仕込む」時間に変えていく
- お金・時間・メンタルの3つに、少しずつ“クッション”を用意しておく
そうすることで、フリーランスという不安定さの中にも、自分なりの 「安定感」 を育てていけるはずです。
仕事量の波に揺れながら、それでも自分のペースで働き続けていきたい。
そんな方のヒントになればうれしいです。








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