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これだけで大丈夫!WordPress初期設定の基本と失敗談

WordPressをインストールしたら、最初にやっておきたいのが「初期設定」です。初期設定ができれば、その後のトラブルを防ぎ、安心して記事を書き始められます。

私がWordPressを初めて触ったときは、ワクワクと「本当にできるのかな」という不安が入り混じっていたことを今でも覚えています。実際始めてみると、意外に初期設定が多くて「どこから手をつければいいんだろう」と迷いました。

初期設定は、必ずしも全部を完璧にやらなくてもブログは始められます。しかし、「パーマリンク」を設定しないまま10記事以上書いてしまったことで、後で修正するのにとても苦労しました。

今回は、そのような私の経験も踏まえつつ、最初にやっておくべき必須の設定、後からでも大丈夫なもの、そしてやらなくて後悔したことまでを、実体験ベースでまとめました。どこから手をつければいいか悩んでいる方も、参考にしてみてください。

目次

初期設定が多すぎて混乱した体験談

「初期設定ってなんだろう?簡単にできると書いてあったけれど、なぜか全然スムーズにいかない」。「うまくいかなかったら…」始めてさわってみて、わからないことだらけで焦るばかり。

特に大変だったのは、1つ1つ設定するごとに毎回検索しながら進めていたことです。やり方も紹介している記事によって少しずつ違ったことで混乱し、設定が終わるまでにはかなり時間がかかりました。

でも続けていく中で気づいたのは、「初期設定では全部を完璧にやる必要はない」ということ。最低限の設定さえしておけば、あとは記事を書きながら少しずつ整えていけば十分だとわかりました。

まずは、やって良かった初期設定をご紹介します。

やってよかった初期設定【必須編】

ここからは、私が実際に「やっておいて本当によかった」と思った初期設定を3つ紹介します。

1. パーマリンク設定

WordPressを始めたときに一番大切なのが「パーマリンクの設定」です。ここを最初にやらなかったせいで、私は10記事以上を後から修正することになり、とても苦労しました。パーマリンクはSEO的にも大きな影響があるので、最初にしっかり整えておくのがおすすめです。

2. テーマ導入

テーマは「デザインの土台」になる部分です。私は早めにテーマを導入したことで、後から大きなレイアウト崩れを避けられました。無料テーマでも十分ですが、将来的に有料テーマを使う予定があるなら、できるだけ早めに入れておくと安心です。

たいていはテーマにより、特徴があります。そのため、装飾した部分をテーマを変えたときに再設定が必要になります。これを1つ1つやると考えると、気が遠くなり、めまいが……となることも。

テーマは1万円以上するため、なかなかすぐに導入しにくいとは思いますが、思い切って買ってしまえば設定をし直すことも防げますし、何か設定しなくてもサイトが整って見えるので、私はテーマは初期設定段階で入れたほうが良いと思っています。

3. SSL(https化)

最初に「http://」のまま使っていて、途中で「https://」に変えるととても面倒です。SSL化をしておくとセキュリティも強化され、Googleからの評価も高まります。

SSLとは?

SSLとは、サイトと訪問者の間でやり取りする情報を暗号化して守る仕組みです。
例えば、お問い合わせフォームに入力した内容やログイン情報が第三者に盗み見られないように安全性を高めてくれます。
URLが「https://」から始まっていて、ブラウザに鍵マークが表示されていれば、SSL化されている証拠です。

WordPressを設置したら、必ずレンタルサーバー側で「無料独自SSL」を有効化しましょう。
今は多くのサーバーでワンクリックで設定できるため、初心者でも安心です。

この3つを押さえておけば、あとは記事を書きながら少しずつ整えていけば大丈夫です。完璧にしようと構えなくても、安心してブログをスタートできますよ。

後からでもOKだった初期設定

WordPressには細かい設定がたくさんありますが、最初から全部を整えなくても大丈夫です。実際、私も次のようなことは後から少しずつ調整しました。

  • デザインやウィジェット:テーマを入れると「ここも直したい!」といじりたくなりますが、気づけば1日が終わっていた……なんてこともありました。記事がないままデザインだけ整えても意味がないので、最初は最低限にして記事を書くことを優先するのがおすすめです。
  • プラグインの細かい設定:私も最初はよく分からずにいろいろ入れてしまい、不具合を起こしたことがあります。必要最低限だけに絞っておくと、動作も軽く安心です。あとから追加すれば十分間に合います。
  • フッターや細かいカスタマイズ:ここは記事がある程度たまってからでOK。空欄のままでも問題なく運営できます。
  • SEOの細かい設定:記事数が増えてから整えても遅くありません。最初は記事を書くことに集中しましょう。

プラグインについても「最低限」だけで大丈夫です!

おすすめプラグイン
  • セキュリティ系(SiteGuard WP Pluginなど)
  • バックアップ系(UpdraftPlusなど)
  • キャッシュ系(WP Fastest Cacheなど)
  • 画像圧縮系(EWWW Image Optimizerなど)

この4つさえ入れておけば、最低限の安全性と快適さが整います。

整えることに時間をかけすぎると、「記事がないブログ」になってしまいます。最低限だけでスタートして、あとは記事を書きながら整えていけば大丈夫です。

やらなくて後悔した設定

ここからは「やらなくて後悔したこと」を紹介します。これから始める方には、ぜひ最初に知っておいてほしい部分です。

テーマ導入を後回しにしたこと

はじめの方で一度触れましたが、テーマ導入です。

私はこれが一番の後悔でした。無料テーマで始めて、後から有料テーマに切り替えたとき、せっかく書いた記事やデザインを全部直すことになってしまったんです。最初から「後で有料テーマを入れる」と決めているなら、多少お金がかかっても最初に導入するのがおすすめです。

SSL化を後回しにしたこと

最初から「https」にしていればよかったのに、途中で切り替えたせいで設定を直すのにとても手間がかかりました。

カテゴリ設計を適当にしたこと

最初は深く考えずにカテゴリを作ってしまい、記事が増えたときに大整理が必要になりました。

最初に大まかでもいいので設計しておけば楽だったと後悔しています。

最低限のセキュリティを怠ったこと

ログインURLを変えなかったり、対策を入れなかったせいで、不正アクセスが増えて、不安になったことがあります。安心して記事を書くためにも、最初の対策は大事です。

これらは「やらなくても動く」からこそ後回しにしがちですが、後から直すのはとても大変です。これから始める方は、ぜひ最初に意識しておいてください。

初心者はこれだけ押さえればOK

WordPressの初期設定は、やろうと思えば細かい部分までいくらでもあります。けれど、最初から全部を完璧にしようとすると挫折しやすいです。

今回紹介した中で、初心者の方がまず押さえておきたいのは次の3つです。

  • パーマリンク設定
  • SSL(https化)
  • サイトの基本情報(タイトルやテーマ導入など)

この3つさえできていれば、安心して記事を書き始められます。

デザインや細かいカスタマイズ、プラグインの設定は後から整えても十分間に合います。

とにかく大事なのは「最低限の設定を終えたら、記事を書き始めること」。

整えることばかりに時間を使ってしまうと、記事がないまま時間だけが過ぎてしまいます。

関連する記事として、すでに公開している ConoHa WING導入方法 も参考になりますし、今後は テーマSWELLの紹介記事 もアップしていく予定です。あわせて下記記事もチェックしていただけると、よりスムーズにブログを始められるはずです。

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この記事を書いた人

SEOライター歴3年。現在はディレクターをしています。ディレクターで、企画設計書を作成したらKW設計、サイト構築と幅広く活動中。
フリーランスの働き方やブログ運営について、実体験をもとに発信していきます。効率的に、でも楽しく前進する工夫を日々模索中です。

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